松江城堀川巡り 武家屋敷で途中下船 塩見茶屋でご当地料理 割子そばとぜんざい 旨し
3月も残すところあと2日だ……一泊で行った島根旅行の話がまだまだ終わらない。
どころか目的の松江フォーゲルパークまでまだ到達しない。どんだけ話を盛っているんだろうって気になって来るわよね。
そういやコロナ渦で年に一度の飛行機を使っての旅に行けなかったから、その反動かしらね。
今日は二日目、松江城に行ったけれど城よりアオサギの巣が気になり、遊覧船に乗って城の堀川巡りをした話の続き。

ホテルが素泊まりプランだったのでフロントで朝食バイキングを予約しようと思ったら、混んでるから様子見しての方が良いと言われた。
この日は満室だからと言うのもあるんだけれど、ここのレストランがとっても狭くて、確かに宿泊者みんなが押し寄せたらギュウギュウだ。
そんな訳で朝食抜きで出かけて、堀川巡りの一つ目の乗船場で降りてどこかで食事をしようって話になった。

ふれあい広場乗船場は松江城の北側にあり、東に進むと耳なし芳一でおなじみの明治の文豪、小泉八雲の旧居や武家屋敷がある。
武家屋敷には松江藩家老だった塩見小兵衛のお屋敷もあるので、通りの名前は塩見縄手と言うんだって。船頭さんが教えてくれた。
因みに縄手は細く伸びる1本道の事だそう。

お濠に面して並ぶ武家屋敷、これはアレだ、職場の真ん前に建てられた職員住宅、何かあればすぐに駆け付けなきゃならないブラック職場。
あ、でも中級藩士の屋敷だそうなので、呼び出されるのはもっと下っ端なのかな?
小泉八雲記念館も武家屋敷も気になるんだけれど、あんまり時間もないので街並みを眺めるだけで終了。

こちら八雲記念館の前にある朝9時から営業している塩見茶屋。お土産屋さんと軽食が食べられるお店。
早い時間から空いているってだけで選んだんだけれど、堀川に面したテラスで景色を眺めながら休憩できる良いお店だった。
不昧公と呼ばれる茶人大名の7代藩主が喫したというぼてぼて茶ってのがあった。
茶の花を入れた番茶を茶筅で泡立て十穀米や黒豆、高野豆腐、漬物などを入れたお茶で、混ぜる時にぼてぼてと音がするのが名の由来。
珍しいけれどもさ、ちょっとビミョーな食べ物じゃない、お茶漬け的な?これは見送りだな。

男どもは割子そばにしじみ汁にしじみご飯、鳥天はぜんざいをいただいた。
出雲そばは殻ごと挽くので色が濃く香りが強いのが特徴だそう。薬味は海苔・カツオ節・ネギ・紅葉おろしと正統派の割子そば。
割子ってのは重箱の事で、容器の中にそばつゆを入れて食べ、残ったつゆはまた次の容器に入れて順々に食べるんだそう。

ぜんざいは丸餅2つ入りでしじみの佃煮がついてきた。
今回の旅行はオヤツ以外の食べ物にはとんと縁がなかったんだけれど、やっとご当地飯が食べられた。
ぜんざい美味しいよー。さらっとした汁で甘さが丁度良い塩梅。たまに甘すぎて胸が悪くなるぜんざいもあるけれど、これは3杯イケそう(*´艸`)

土産物屋も兼ねているからお土産菓子を見繕う。

桃色が可愛らしいのは姫小袖と言い、殿様御用達で昔は他所への販売は禁止されていたお菓子なんだって。
黄緑色のお菓子はこれまた7代藩主不昧公絡みで、藩主自ら考案したという若草。求肥に寒梅子をまぶしたものだそう。
息子②が好きそうだと、息子①と意見が一致した淡雪に色寒天(羊羹?)が入ったお菓子を購入。
茶をたしなんだ藩主がいると、茶菓子も洗練されているのねー。
この堀川巡り、乗船場がどれも観光スポットだし一日券だから何度でも乗り降りできるじゃない、時間があればとってもお得。
景色を眺めるのも素敵だし足代わりに使えるし、何より楽しかったからね、松江へ行ったら乗ってみてね~。

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どころか目的の松江フォーゲルパークまでまだ到達しない。どんだけ話を盛っているんだろうって気になって来るわよね。
そういやコロナ渦で年に一度の飛行機を使っての旅に行けなかったから、その反動かしらね。
今日は二日目、松江城に行ったけれど城よりアオサギの巣が気になり、遊覧船に乗って城の堀川巡りをした話の続き。

ホテルが素泊まりプランだったのでフロントで朝食バイキングを予約しようと思ったら、混んでるから様子見しての方が良いと言われた。
この日は満室だからと言うのもあるんだけれど、ここのレストランがとっても狭くて、確かに宿泊者みんなが押し寄せたらギュウギュウだ。
そんな訳で朝食抜きで出かけて、堀川巡りの一つ目の乗船場で降りてどこかで食事をしようって話になった。

ふれあい広場乗船場は松江城の北側にあり、東に進むと耳なし芳一でおなじみの明治の文豪、小泉八雲の旧居や武家屋敷がある。
武家屋敷には松江藩家老だった塩見小兵衛のお屋敷もあるので、通りの名前は塩見縄手と言うんだって。船頭さんが教えてくれた。
因みに縄手は細く伸びる1本道の事だそう。

お濠に面して並ぶ武家屋敷、これはアレだ、職場の真ん前に建てられた職員住宅、何かあればすぐに駆け付けなきゃならないブラック職場。
あ、でも中級藩士の屋敷だそうなので、呼び出されるのはもっと下っ端なのかな?
小泉八雲記念館も武家屋敷も気になるんだけれど、あんまり時間もないので街並みを眺めるだけで終了。

こちら八雲記念館の前にある朝9時から営業している塩見茶屋。お土産屋さんと軽食が食べられるお店。
早い時間から空いているってだけで選んだんだけれど、堀川に面したテラスで景色を眺めながら休憩できる良いお店だった。
不昧公と呼ばれる茶人大名の7代藩主が喫したというぼてぼて茶ってのがあった。
茶の花を入れた番茶を茶筅で泡立て十穀米や黒豆、高野豆腐、漬物などを入れたお茶で、混ぜる時にぼてぼてと音がするのが名の由来。
珍しいけれどもさ、ちょっとビミョーな食べ物じゃない、お茶漬け的な?これは見送りだな。

男どもは割子そばにしじみ汁にしじみご飯、鳥天はぜんざいをいただいた。
出雲そばは殻ごと挽くので色が濃く香りが強いのが特徴だそう。薬味は海苔・カツオ節・ネギ・紅葉おろしと正統派の割子そば。
割子ってのは重箱の事で、容器の中にそばつゆを入れて食べ、残ったつゆはまた次の容器に入れて順々に食べるんだそう。

ぜんざいは丸餅2つ入りでしじみの佃煮がついてきた。
今回の旅行はオヤツ以外の食べ物にはとんと縁がなかったんだけれど、やっとご当地飯が食べられた。
ぜんざい美味しいよー。さらっとした汁で甘さが丁度良い塩梅。たまに甘すぎて胸が悪くなるぜんざいもあるけれど、これは3杯イケそう(*´艸`)

土産物屋も兼ねているからお土産菓子を見繕う。

桃色が可愛らしいのは姫小袖と言い、殿様御用達で昔は他所への販売は禁止されていたお菓子なんだって。
黄緑色のお菓子はこれまた7代藩主不昧公絡みで、藩主自ら考案したという若草。求肥に寒梅子をまぶしたものだそう。
息子②が好きそうだと、息子①と意見が一致した淡雪に色寒天(羊羹?)が入ったお菓子を購入。
茶をたしなんだ藩主がいると、茶菓子も洗練されているのねー。
この堀川巡り、乗船場がどれも観光スポットだし一日券だから何度でも乗り降りできるじゃない、時間があればとってもお得。
景色を眺めるのも素敵だし足代わりに使えるし、何より楽しかったからね、松江へ行ったら乗ってみてね~。
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