札幌 ヒレンジャク・キレンジャク祭りと北海道民はカスベ(エイちゃん)を普通に食べちゃう件
今年は全国的に春が早いってことなんだけれど、北海道も暖かな日が続き、札幌中央区では平年より18日早く積雪ゼロになったそう。
日が長くなってくるとソワソワし始め、トイレの棚で巣作りを始めていた可愛いくも邪悪なぴ~こがいない春、寂しいなぁ。
もしかしているかと思って棚を覗いてみるけれど、やっぱりいない、悲しいなぁ。
未だ何かにつけ思い出して鼻の奥がツンとする毎日だけれど、春だし、アレだ。
♪泣いてばかりいたって 幸せは来ないから 思いコート脱いで出掛けませんか♪
もうすぐ春だから、チャリンコ点検に出して激チャリであちこち出かける準備もしなきゃね!

月曜日に買い物がてら散歩に行ったら、すっかり実を落としたナナカマドの木に何やらウジャウジャ鳥が止まっている。
ナナカマドの実が好きで群れをつくる鳥さんはツグミにムクドリ、そしてヒレンジャク・キレンジャク、カラスやスズメも餌のない時期はそうだな。
ずんぐり体型だからもしかしてと思い近づいたら、やっぱりレンジャクさんだった。

レンジャクさんはシベリアとか中国北部で繁殖する鳥で、日本へは越冬に渡ってきて、11月~5月くらいまで見ることがある。
真駒内公園が一番見る機会が多いけれど、北大農場横の石山通や桑園駅付近の住宅地、豊平公園、豊平川でも見たことがあるかな。
写真で何羽いるか数えたら80羽くらいで、ちょっと離れた木にも同じくらい止まっていたから160羽くらいの群れだったみたい。
前に桑園の住宅地を飛んでいたレンジャクの群れは646羽だったから、それから見ると小さな群れだな。

一斉に地面へ下りてナナカマドの落果をムシャムシャ。
鳥さんって食い散らかして勿体ない食べ方するって思っていたんだけれど、ちゃんと落としたのも拾い食いするんだね、偉いぞ。
もっと近寄りたいけれど、柵があって遠目なのが残念。

で、次は水溜りに降りたって水分補給。水浴びもするのかな~と思ったけれど、飲むだけだった。
群れのみんなが同じ行動をするのって凄いよね、団体行動の苦手な鳥天、一人外れて勝手に行動してキツネに食われるんだろうなぁ。

一番遅い年で5月5日に目撃したことがあるから、レンジャクさん、まだ札幌にいると思うから探してみてね。

そしてもう一つのお題は、全国的にはあまり一般的ではないであろう食材エイ。
干したものはエイヒレとして売っているし、居酒屋メニューにもあるけれど、生ではあんまり売ってないらしいよね。
北海道ではカスベと言う名前で普通に売っているのよ。魚のカスだからかすっぺ→カスベになったってことで、失礼千万。

これはこの前日御碕で撮ったカスベことエイちゃん。エイリアンかブレデーターかと言う世にも奇怪な怖いお姿よね。

でもでも、お顔に見えるけれど実はこれは鼻の穴と口。目は背中側(上)にある。
水族館で見るエイちゃんは、ガラスにお腹を付けて泳ぐことが多いから、鼻の穴と口がニコニコ顔に見えて可愛いんだよねー。

可食部はこんな感じ。大きなヒレと小さなヒレ、ほっぺと呼ばれるホホ肉に分かれる。
大きなヒレは煮つけ、小さなヒレはから揚げやヌタ、ほっぺは煮つけや空揚げにすることが多いかな。
軟骨成分主体の魚なので煮つけにすると軟骨の間の魚肉がスジスジになってホロっと取れる。そしてコラーゲンたっぷりの煮凝りもできる。
ヒレと体幹の付け根の大きな軟骨は硬いけれど、ヒレの軟骨は柔らかいのでコリコリ、身はホロホロで面白い食感だよ。
エイは身体に尿素を貯めるので死後は微生物に分解されアンモニアが生成され、鮮度管理をしっかりしないと臭くて食べられない。
昔は冷蔵技術や鮮度管理が劣っていたので産地じゃないと食べられなかった。
でも今は鮮度の良いカスベが手に入ることもあるだろうから、見かけたら一度食べてみてね。

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日が長くなってくるとソワソワし始め、トイレの棚で巣作りを始めていた可愛いくも邪悪なぴ~こがいない春、寂しいなぁ。
もしかしているかと思って棚を覗いてみるけれど、やっぱりいない、悲しいなぁ。
未だ何かにつけ思い出して鼻の奥がツンとする毎日だけれど、春だし、アレだ。
♪泣いてばかりいたって 幸せは来ないから 思いコート脱いで出掛けませんか♪
もうすぐ春だから、チャリンコ点検に出して激チャリであちこち出かける準備もしなきゃね!

月曜日に買い物がてら散歩に行ったら、すっかり実を落としたナナカマドの木に何やらウジャウジャ鳥が止まっている。
ナナカマドの実が好きで群れをつくる鳥さんはツグミにムクドリ、そしてヒレンジャク・キレンジャク、カラスやスズメも餌のない時期はそうだな。
ずんぐり体型だからもしかしてと思い近づいたら、やっぱりレンジャクさんだった。

レンジャクさんはシベリアとか中国北部で繁殖する鳥で、日本へは越冬に渡ってきて、11月~5月くらいまで見ることがある。
真駒内公園が一番見る機会が多いけれど、北大農場横の石山通や桑園駅付近の住宅地、豊平公園、豊平川でも見たことがあるかな。
写真で何羽いるか数えたら80羽くらいで、ちょっと離れた木にも同じくらい止まっていたから160羽くらいの群れだったみたい。
前に桑園の住宅地を飛んでいたレンジャクの群れは646羽だったから、それから見ると小さな群れだな。

一斉に地面へ下りてナナカマドの落果をムシャムシャ。
鳥さんって食い散らかして勿体ない食べ方するって思っていたんだけれど、ちゃんと落としたのも拾い食いするんだね、偉いぞ。
もっと近寄りたいけれど、柵があって遠目なのが残念。

で、次は水溜りに降りたって水分補給。水浴びもするのかな~と思ったけれど、飲むだけだった。
群れのみんなが同じ行動をするのって凄いよね、団体行動の苦手な鳥天、一人外れて勝手に行動してキツネに食われるんだろうなぁ。

一番遅い年で5月5日に目撃したことがあるから、レンジャクさん、まだ札幌にいると思うから探してみてね。

そしてもう一つのお題は、全国的にはあまり一般的ではないであろう食材エイ。
干したものはエイヒレとして売っているし、居酒屋メニューにもあるけれど、生ではあんまり売ってないらしいよね。
北海道ではカスベと言う名前で普通に売っているのよ。魚のカスだからかすっぺ→カスベになったってことで、失礼千万。

これはこの前日御碕で撮ったカスベことエイちゃん。エイリアンかブレデーターかと言う世にも奇怪な怖いお姿よね。

でもでも、お顔に見えるけれど実はこれは鼻の穴と口。目は背中側(上)にある。
水族館で見るエイちゃんは、ガラスにお腹を付けて泳ぐことが多いから、鼻の穴と口がニコニコ顔に見えて可愛いんだよねー。

可食部はこんな感じ。大きなヒレと小さなヒレ、ほっぺと呼ばれるホホ肉に分かれる。
大きなヒレは煮つけ、小さなヒレはから揚げやヌタ、ほっぺは煮つけや空揚げにすることが多いかな。
軟骨成分主体の魚なので煮つけにすると軟骨の間の魚肉がスジスジになってホロっと取れる。そしてコラーゲンたっぷりの煮凝りもできる。
ヒレと体幹の付け根の大きな軟骨は硬いけれど、ヒレの軟骨は柔らかいのでコリコリ、身はホロホロで面白い食感だよ。
エイは身体に尿素を貯めるので死後は微生物に分解されアンモニアが生成され、鮮度管理をしっかりしないと臭くて食べられない。
昔は冷蔵技術や鮮度管理が劣っていたので産地じゃないと食べられなかった。
でも今は鮮度の良いカスベが手に入ることもあるだろうから、見かけたら一度食べてみてね。
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